中絶手術の流れについて
Step1診察
まずはご来院ください。必要に応じ、尿検査やエコー検査などで妊娠の診断を行います。中絶手術を受けることが決まっている場合は、その日のうちに手術前の血液検査を行います。手術日は最短で翌日ですが、検査結果によっては伸びることもあり、また翌日に予定が入っていると予約が取れないため、十分な余裕をもってお越しください。その後、手術の説明と同意書などの書類をお渡しします。同意書が必要な場合は事前に説明いたします。
初診時の支払いは、12,000円(税込)となっています。手術日前日は夜から禁飲食となります。
Step2手術当日
当日も、前日同様飲食はできません。誤ってあめやガム・コーヒー等を口に入れないようお気を付け下さい。未産婦の場合、手術をしやすくするために、当日朝に子宮頚管を広げるラミセルという器具を子宮口部分に挿入します。これにより自然に子宮の入り口を広げることができます。
当日用意するもの
手術当日は、同意書と夜用ナプキン4枚、生理用ショーツをご持参ください。
Step3手術準備
手術はだいたい午後から行われます。トイレを済ませていただき、血圧・脈拍などを計測します。必要に応じて前投薬を行い気分をリラックスさせます。腕に点滴のラインを取り点滴を受けます。そのまま手術台へ上がっていただきます。十分な管理のもと、静脈麻酔を行っていきます。腕から点滴液が流されると、あっという間に眠ってしまいます。
Step4手術
静脈麻酔により、患者様が十分に眠っているか確認されたら、手術を開始します。まずは掻把法を行い、その後必要に応じて吸引法を行って丁寧にかつスピーディに子宮内の胎児及び付属物を取り出していきます。時間にして10分程度で手術が終了します。その後は、お部屋までストレッチャーで移動していただき、目覚めるまでベッドで休んでいただきます。だいたい夕方には帰宅できます。
Step5術後当日
手術当日は、安静にしていただき処方された薬を飲んでいただきます。当日はシャワーや入浴はお控えください。翌日から普段通りの生活が可能になります。ただし1週間はシャワーのみとし、入浴は控えてください。激しいスポーツも避けた方がよいでしょう。
Step6術後翌日
異常がないかご来院いただきます。ある程度の出血と腹部鈍痛は多少あるかもしれませんが、異常ではありません。増え続ける出血や発熱がある場合は、必ずご連絡ください。
Step72週間後来院
手術後以上がないかの再確認です。必要に応じ今後の避妊方法などのご相談にものります。